Sting  公式サイト

    色々と凄まじいFPS、Sting
    様々な偉業を成し遂げてきたこのFPSの歴史を紹介します。

    全ての始まり
    2009年5月、とある無料FPSの日本サービスが準備中との情報が、4gamer.netによりもたらされました。というか2008年の内に日本語のディザーサイトみたいなのが既にあったような・・・
    その名は、「CODE NAME STING」
    その時点では既にSpecialForce・WarRock・SuddenAttack・S.O.W・Operation7・Papermanと言った様々な無料FPSがサービスされており
    飽和状態とも言えるこの市場でどのようなものが出てくるのかと期待されていました。

    プロゲーマーの起用
    まずは既存プレイヤーに目を向けてもらうため、プロゲーマーであるHac氏をプロデューサーに迎えました。
    この宣伝効果は新規プレイヤーよりは既存のパッケージFPSプレイヤーにありました。
    「プロゲーマーがプロデュースするゲーム」ということで他のカジュアル向けである無料FPSとは違うということをアピールしたかったのでしょう。
    ちなみに、2chで散々ネタにされていた"君の心に『STING』"とは彼の言葉です。

    イロモノ臭全開なプロモーション
    「北朝鮮の金総書記が失踪する・・・」このゲームはそんなストーリーです。
    そんなわけなのでとにかく宣伝には北朝鮮という単語や北朝鮮を連想させる絵が使用されました。
    これはとにかく逆効果で、不謹慎だというだけでプレイをする気がおきなかった人が結構な数いるようでした。


    クローズドβテストの開始
    6月25日、クローズドβテストが開始されました。
    何のことはない、ただのFPSでした。
    ただ後発な分作りそのものはしっかりしているようでもありました。
    勿論改善すべき点は結構ありましたが、これはオープンβや正式サービスで改善されるだろうと思っていました。

    オープンβテストの開始
    何かどうでもいいものが実装されただけでした。
    加えて他のFPSと決定的に違うものが無いため皆元の巣に帰っていくのでした。
    決して出来が悪いわけではなかった、むしろそれなりに面白かった。ということは覚えておいて下さい・・・。

    正式サービスの開始
    8月6日、遂に正式サービスが開始されました。
    正式サービスと同時に実装された新要素、イージーチャンネル(イージーサーバーだったような気もする)
    これは所謂イージーモードで、このチャンネルでプレイした場合武器の命中率が向上し
    歩きながらでも攻撃を当て易いというものでした。
    ですが、イージーでプレイしても特にペナルティはなし。
    となるとカジュアルユーザーの多いstingではこちらにのみ人が集まるのは当然の流れでした。
    というかバランスが崩壊してました。威力の強い武器を歩きながら乱射すれば勝てるゲームになってしまってました。

    ちなみにこのシステム、NexonのCounter-Strike Onlineでも採用されてるのですが
    こっちはプレイヤーの数が段違いに多いのでさしたる問題にはなっていないようです。

    過疎・・・過疎っ!!
    現状バランスも決して良いわけでなく、かつイロモノ臭漂う宣伝で新規は望めず、大した特徴の無いStingは忘れ去られていくのみでした。
    アクティブユーザーが三桁おらず、しかもその大半がイージーチャンネル住人であるため、
    最早ノーマルチャンネルでプレイすることは事実上の不可能と化していました。

    サービス休止
    当然の流れというかなんというか。
    ユーザーも大半が仕方ないと思っていました。
    何が悪かったのかと質問された場合、全てが悪かったとしか言えません。

    なんか色々変更されるらしい
    皆の記憶からCODE NAME STING等というゲームが忘れさられようとしていた(既に忘れ去られていた可能性も)時
    一部の元プレイヤーの元に運営からメールが届いたそうです。
    曰く、「色々変更して再開する予定だよ!」
    このメールを受け取った人がどれほどいるのかはわかりませんが(自分は受け取ってません)
    その時旧stingをプレイしていたファン達は喜びました。廃墟状態だった2chのスレも少しだけ活気付きました。

    不安にしかならない
    運営がリニューアル後の目玉として掲げたのは「MOD」「キャラクターグラフィックの一新」「バランス調整」でした。
    ファン達はその胡散臭さに不安を覚えました。
    確かにユーザー作成のMODはいわゆるネトゲ系の無料FPSではサポートされてきませんでした。ゆえにそれをサポートすることは画期的と言えるでしょう。
    でもそれは旧Stingに人がいなかった原因ではありません。旧StingでMODをサポートしていたら人が集まったかと言えば、恐らくそれはNoでしょう。
    問題はもっと根本的なものだからです。
    キャラクターの一新も同じ、というより「男しかいない」ということくらいしか旧Stingのキャラクター達に不満はなかったと記憶しています。

    ファン達は皆思いました。運営は何も学んでないと・・・。



    〜ここまでほぼ前置き〜
    このあと運営がプレイヤーを招いてのβテストとか色々あったけど面倒だから省いちゃうよ!!


    結果↓


    もうなんて言うの、びっくりした。
    武器の連射は軒並み遅くてもっさりしてるし走り撃ち上等だし新しくなったキャラクターはキモいしMODマップは糞MAPしかないしデフォルトだと敵固すぎだしで
    というかこれイージモードがデフォになってるよね?旧Stingこれで人いなくなったのわかってる?
    結局のところ、クソゲーと化してました。

    MODとかどーでもいいんだよ。それは人気のあるゲームを土台にして作るものなんだから。既に人気のないStingでMOD作れたって誰も作りゃしませんよ。
    というかMOD製作にCounter-Strike:Sourceが必要ってねぇ、それ買ったら普通Sting遊ばないよ!それならCS:SでSourceMOD作るよ!運営アホじゃないの?
    (一応他のSourceエンジン使用ゲームでも作れるらしいですが、設定が難しくなるそうです)
    権利関係で出来ないのかもしれないけど、MODをサポートするつもりなら自前でSDKくらい用意しなきゃダメでしょ。

    大体MODだMODだって騒いでるけど、トータルコンバーションMOD(ゲームの内容をほぼ全て変えてしまうMODのこと)でも無い限りモードの違いでしかないわけで
    むしろ既存のTDMなんかがベースになる分ただのクソMAPにしかならないというね

    あとね、さっきも言ったけどね、キャラクターのアクが強いんですよ



    旧Stingがこんなキャラだったんですが



    新Stingではこんなクソガキになってました。
    3Dモデルでは頭からなんか生えてるし目が大きくて気持ち悪いしでちょっと・・・。



    なんとか普通の兵士っぽく服装をカスタマイズしたらこんな感じに
    やっぱ目がおかしいよこのガキ!あとこれだと髪型ボウズになってるよね!



    そんなこんなでクソゲーとなったStingでしたが、未だ残っているユーザー達にはまだ微かな希望がありました。
    それはこれ


    FPSなのにセーラー服キャラが使える!とスレではちょっと話題になってました。
    新Stingがクソゲーと判明した後も、このキャラを希望に漢達は生きていたのでした。





    そしてついに実装!







    ?ちょっとよく見えないんだけど



    ごめんもうちょっと大きくしてくれない?





        /\___/ヽ   ヽ
       /    ::::::::::::::::\ つ
      . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
      |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
    .   |    ::<      .::|あぁ
       \  /( [三] )ヽ ::/ああ
       /`ー‐--‐‐―´\ぁあ


    なんというか、ね
    顔がババアだし白髪だらけだしどうみても服のサイズちっちゃいし髪の長さがイラストと違うし
    あまりにも酷い、酷すぎる。

    この画像が情報サイトに載った瞬間
    それまで「ウテナちゃんちゅっちゅ」とか言ってた漢どもの阿鼻叫喚が聞こえたとか聞こえなかったとか。

    このキャラが実装されたということで、もうStingには用がないとばかりに人が去っていきました。
    去るほどの人数がいたのかは甚だ疑問ですが。



    あとは胡散臭い商品とのタイアップとか大型アップデートしても超絶過疎とかあるけど面倒だから省いちゃうよ!!

    伝説を残せるか、俺達のStingに明日はあるのか!?